あいちゃんの★世の中には色々な性癖がありすぎて異世界で異世界

異世界モノ小説書いているお(*‘ω‘ *)連載するお('ω')

世の中には色々な性癖がありすぎて異世界で異世界(仮)始まりの日

はろはろー(n*´ω`*n)


最近やるゲームもなくなって、ヒマな時間もできたので「小説家になろう」にでも投稿しようかな、と。

テスト記事でごじゃる。

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暮れも差し掛かる年末の某日。



まだ仕事納めまでの日数は数日あるものの一足早い、普段はあまり関わりのない部署の方も含めたプチ忘年会が今日だ。



俺が今の会社に転職して既に5年。



同僚との飲み会なんて、回数を重ねるにつれて同じような話題しかない。



たまにしか顔を合わせない同僚となれば尚更だ。



当たり障りのない会話。



無難な会話。



そんな会話を愛想笑いで乗り切るのだ。



笑えるような話やびっくりするような話等何も無く飲み放題の時間が過ぎるのを待つ。



そんな二時間だ。



「……ふぅ。」



忘年会に行くくらいなら俺はさっさとお家に帰ってゲームをしたい。



月初に発売されたタイトルの為だけにハードごとソフトを買ったのだ。



目的は唯一、ただ一つ。



オンライン対戦ができるこのゲームでキッズ相手にイキる。



倒したらお約束の死体撃ちにイキリジャンプと匍匐前進。



相手が画面上から消えるまで暴虐の限りを尽くすのだ。



悔しがるキッズを相手に煽りまくりお調子コキまくる29歳の俺。



想像するだけで胸にこみ上げてくるものがある。



早くゲームがしたすぎて尿漏れしそうだ。



俺はネットで龍になる。



そんなイキリマンな俺だが、飲み会のお誘いは基本断らない、断れないイキリチキン野郎だ。



そんな事を考えながらも会場の居酒屋に到着してしまった。



駅前の居酒屋では珍しい飲み放題付 七品 三千円。



揚げ物、粉ものばっかりだが量はあるので俺は気に入っている。



なのに後輩の新卒入社【花岡よつば】は



「でぶの元ですよ~? 陽介先輩」



なんて貧乳のくせに小生意気なこと言っていた。



今回の忘年会の参加人数は二十名弱。



長テーブルを繋げて二つ、それを二列。



長テーブル一つにつき五~六人が座り俺達の会社で四つを占領する。



私の席には同じフロアのよつばを隣にいつもの四人、そして別のフロアの宮下さんが座った。



まぁ、だいたいいつも会うメンバーで腰を掛けることになった。



ネクタイを緩めビールから始まる乾杯、いつも通りの流れで忘年会はスタートした。











開始1時間ぐらいたった頃、同じテーブルに座った別フロアの宮下さんがふいに



「あ、そういえばさ、上のフロアの佐藤、知ってる?」



「知ってますよ、同じ部署になったことはないですけど」



「佐藤ってさ、変わったやつでさ。」





どんなふうにだろう? すごく一般的な真面目なサラリーマンって感じの人だ。



社内で仕事ができない、といった話も聞かない。



良くも悪くも普通の三十路くらいの方だったと記憶している。







「そうなんです?どんなふうに変わってるんですか??」



「あいつさ、俺の大学の後輩でさ、仲いいんだけどさ。太った女性が好み、でさ。」



「そうなんですね。好みのタイプなんて人それぞれですからね。」



まぁ、好みのタイプなんて千差万別だろう。



私は年上のセクシー系おねいさんが大好きだ。



後輩のよつばがかいがいしく中央に用意された鍋を取り分けている。



こいつはいわゆるかわいい系だ。キレイ系おねいさんのセクシーさは一ミリもない。



セミロングの茶髪はくせっけなのかあえてなのか、少しふわっとしている。



俺の視線に気づいたのか



「よーすけ先輩にはキャベツサービスしておきますね~」



なんていいながら本当にキャベツだらけにしてやがる。



タイミングを見ていたのか、宮下さんが



「でさ? ふくよかな子が好きだろうが細い子が好きだろうが熟女が好きだろうがさ。そこはいいんだ」



「私はおねいさんタイプが好きですけどね、まぁ趣味は人それぞれですね」



「うんうん。でさ? 佐藤はさ、太った女性を縛るのが好き、でさ」



……



おっと? ちょっと変わってきたな。



俺の人生では縛る系の話はリアルには聞いたことなかったな。





「縛る!? なんですかそれ! セクハラですよ! 」



よつばが興奮しながらも話に食いついている。



セクハラとかそういう問題じゃない気もするが。



「まだ続きがあってさ? あいつさ、太った女性を縛って、四つん這いにさせてケツアナを見ながらコーラを飲む。のが好きなんだよね」



「ファ!?!? 」



座ったテーブルの全員が声を揃えた。



それにしても……



太った女性を四つん這いにしてケツアナを見ながらコーラ!?!?





「え!? すごいですね!? 」



「マジですかそれ!? 」



「嘘!? そんなお話初めて聞きましたよ! 嘘ですよね!? 」





同じテーブルに座ったみんながまさかのパワーワードに驚く以外の反応ができない中、俺はどうしても聞きたかった。





「なんでコーラなんですか?!」



宮下さんは一泊溜めると





「あいつ酒飲めないから」





酒飲めないからコーラなの!?



酒飲めたらじゃあなんなん!?



ワイン!?



ワインは赤なの!? 白!? まさかシャルドネ!?



冷静に、ここは冷静に称えよう。



「もうなんか縛って四つん這いでケツアナ鑑賞だけでも十分なパワーワードなのに、そこからコーラくるとか佐藤さん天才ですね」



「だろ?」



「そもそも…… アナルなんて鑑賞して何が楽しいんですか? 何を鑑賞するんですか? 」



「そりゃお前、色とかツヤとか、形とか角度とか…… 」



「角度!?!? そんな盆栽みたいな楽しみ方するんですか!? 」



未知なものに遭遇すると人はフリーズするらしい。私たちのテーブルは時が止まっている。



それにしてもどういうこと!?



アナルって盆栽なの?



どういうことなのよ・・・・



これから先スーパーに行ってさ?



キレイな若妻がコーラをカゴに入れてるのみたら、そしたらさ?



この若妻は旦那に縛られて四つん這いにされてケツアナを盆栽にされてるってソワソワしちゃうじゃないか……



ってかさ。



もはやコーラの本当の楽しみ方ってケツアナを鑑賞するためにあるのかもしれないってまで思い始めてきたわ。



それ以外にある?



コーラの一番おしい飲み方はケツアナだわ。



それにしてもビールの飲みすぎでおしっこいきたい。



俺はトイレがとても近いのだ。



「ちょっとトイレいってきます。」



席を立って少し歩いた先のトイレに入る。



とりあえずおしっこだ。個室を確認するとどれも空いていたので一番手前に入る。



俺はおしっこをする時も座る派だ。



座れて楽だしおしっこも飛び散らない、お上品な俺は座ってするのだ。



ひとしきり出し切った俺はピッピと湯切りすると個室の扉を開けて……







「……は? 」





そこは異世界だった。



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続く('ω')